HANZO 自動発注

発注入力業務がほぼ0に!お客様・従業員に寄り添った福しんのDX活用

福しん様では、増え続ける管理業務をDXで効率化し、業務負荷の軽減に注力しています。 自社専用の発注システム開発、他社の自動発注システム等の検討を経て、 2022年1月から弊社のHANZO 自動発注を導入・運用しています。 福しん様側のスタッフと弊社担当が一致団結し、導入スケジュールをしっかり引き計画通りに実行し 課題点などを密にコミュニケーションしながら推進したため、活用までスムーズに進めることができました。 弊社サービスの導入により、在庫管理で毎日10-15分かけていた時間が0となり 1店舗あたり 約5時間/月の削減となりました。 また、浮いた時間で店長は本来の店長業務に時間を割け、勤務時間を減らしていくという 働き方改革の潮流にもあわせて改善することができました。
課題
  • 発注に関する在庫カウント・入力業務の負荷やヒューマンエラー
効果
  • 食材の在庫カウント・入力業務がほぼ0に。10〜15分 / 日の時間創出
福しん
株式会社福しん

株式会社福しん 代表取締役社長 高橋順 様


  • サービスHANZO 自動発注
  • 課題業務効率化 | DX推進
  • 業態ラーメン
  • 店舗数1〜50

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事業内容について

東京都内を中心にラーメンと中華の定食をファーストフードのような感覚で提供しています。
お客様への料理提供を早くすることで、待ち時間を短く、早くおいしい食事を味わっていただきたい。 そんなポイントが売りになっている会社です。

発注業務に掛かる無駄な工数やミスを無くしたい

HANZO 自動発注を導入した背景を教えてください。

発注業務の一番の課題感は発注業務の各工程が必要以上に煩雑である点でした。
店舗にもよりますが、福しんでは「数える人」、「発注内容を手書きする人」、「内容をパソコンに打ち込む人」、多いところでは三分割されていました。
その工程を見てみると無駄な作業が多く、また連携するタイミングなどで打ち間違いやカウントミスなど、ヒューマンエラーが課題として発生している状態でした。
社内では閉店作業をより短くしたいという要望が各店舗から上がっていた中で、閉店作業を圧迫する一つの要因として発注業務が課題としてありました。
発注業務の中で特にフォーカスしたのが発注の打ち込み作業。当時はPOSレジと同じ機械で対応していたため、閉店後にしか打ち込み作業を実施できない状況。その課題を解決できないかと模索していました。

HANZO導入の決め手は?

1点目はインフォマートが提供するサービスとの連携のしやすさが挙げられます。
発注業務はインフォマートのサービスに打ち込むことが前提で、他社のサービスだと発注システムを入れ替えるか、全て手打ちでデータを打ち込む作業が発生する。そんな二度手間を回避できるのがHANZO 自動発注でした。
2点目はAIが在庫を数えてくれる点です。導入前は在庫をスタッフが日々数えており、その時間も莫大だったため、そこをクリアできるHANZOに魅力を感じました。
在庫を数える、発注に必要な数を計算する、発注表に記入する、発注を行う、これらの業務を自動化可能なHANZO 自動発注に魅力を感じ導入を決定しました。

導入の心理的ハードルが低いサービス

導入を進める上で何か課題感はありましたか?

前提として弊社は在庫管理に趣を置いている会社です。飲食業運営に関して、在庫による原価率マネジメントは重要です。そのため、店舗では毎日10-15分程度かけ在庫を数え、パソコンに打ち込んでいました。これが無くなるのではないかという期待感があったため、導入に関しての心理的ハードルは低かったと思います。
またインフォマートと連携ができるため、使い慣れた、わかりやすいユーザーインターフェースだったので、インフォマートに打ち込むより、HANZO 自動発注を活用した方が楽だよね。
この二つの心理からスタートできたところが導入ハードルを下げたポイントだと思っています。

導入は社長の私が決めたので従業員はHANZO 自動発注を使わざるを得ないのでしたが、弊社側のスタッフとGoals側のスタッフが一致団結し、課題点などを密にコミュニケーションしながら推進しているので活用もスムーズに進んでおり、特に問題点などは感じてません。

発注業務に掛かる在庫確認・入力時間がほぼ0に

導入後の効果はいかがでしたか?

本部側は初期に店舗側に適正にAIが計算できるようデータ入力の号令を出す必要があるので一定手間は発生するが一度行ってしまえば、後はスムーズに事が運ぶので問題はなかったです。
店舗側は発注における在庫確認・入力が0になることが最大のメリットです。前述の通り福しんは在庫管理に趣を置いているので、毎日10-15分かけていた時間が0になり、店舗あたり5時間/月くらいの削減になる。浮いた時間で店長は本来の店長業務に時間を割けるし、勤務時間を減らしていくという働き方改革の潮流にもあっているのでその点もメリットとして感じています。

人はサービスと料理に集中しサービスレベルを向上。
それがDXとの付き合い方

積極的にDXサービスを活用されていますが意識しているポイントはなんですか?

誰かに負担がかかるようなサービスは懸念しています。例えば店舗側が楽になり、その代わりにお客様に負荷をかけてしまうようなサービスもあります。そうしたサービスはお客様に良質な体験をしていただく飲食業の本来の姿とは異なるため、導入することはありません。
誰かが楽になることは前提ですが、負担を誰かに押し付けないかを意識しています。
社内においては、誰かがすごく良かった、そう言ってくれるような体験をフォーカスしていきたい。おそらく社員全員が良かったと言ってくれることはレアケースです。少人数でもすごく良かった!そんな声が出てくるとみんな使い出すと思います。
またプロジェクト推進として導入後のビジョンを伝え続けること、これを強く意識している。弊社は基本私が決裁し進めているが、ビジョンを伝え続けないと、中間管理職は上から言われたからやったけど部下からは不満が、という負のサイクルに陥ることがちょくちょくある。そうなるとプロジェクトは進まないのでビジョン伝達は強く意識しています。

これからの外食産業のDXに関してどう考えてますか?

単純な工数削減目的で考えるよりは、サービスレベルを向上させ、お客様満足度を向上させることを目的に掲げることが重要ではないかと考えている。
人じゃなくてもよい業務はデジタルに任せ、人しかできないこと、つまり料理とサービス改善に力を入れていく。そんな考え方でDXと向き合っていき、福しんに来店いただくお客様に満足してもらいたい、働く社員が福しんで働き続けたい、そんな福しんであり続けたいなと考えています。

  • 会社名:株式会社福しん
  • URL:https://fuku-sin.co.jp/
  • 所在地:東京都豊島区目白5丁目31番3号
  • 事業内容:飲食店の運営、飲食店向けコンサルティング、中華食材の販売、不動産事業

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