HANZO 自動発注HANZO 人件費

売上損失や食品ロスの回避へ。店舗生産性を高めるワタミのDX

ワタミ様は2019年にサスティナブル方針を策定され、SDGsやDXなどに積極的に取り組んでいます。 そこで、手作業の発注作業が日々の業務の中で多くの時間を占め、発注ミスなどで発生するヒューマンエラーを改善するため、2021年にHANZO自動発注サービスを導入しました。 この導入により、手動で行っていた発注作業を自動化することで、作業時間の削減やミスの軽減などが実現され、業務効率化を促進し、より一層SDGsやDXに貢献することができるようになりました。
課題
  • 各店長の暗黙知による、店舗間の精度バラツキ・属人化
効果
  • アルバイトでも発注業務の遂行が可能に
ワタミ
ワタミ株式会社

ワタミ株式会社 マーケティング部 課長 三好貴行 様


  • サービスHANZO 自動発注 | HANZO 人件費
  • 課題フードロス削減 | DX推進
  • 業態居酒屋
  • 店舗数51〜100

情報収集がしたい方

基本機能や使い方、導入事例など
すぐにわかるHANZO活用3点セット資料を
一括でダウンロードいただけます。

サービス紹介資料をダウンロード

イントロ

「地球人類の人間性向上のためのより良い環境をつくり、よりよいきっかけを提供すること」をミッションに生産から加工、販売までのモデルを提供するワタミグループ。
2019年にワタミサスティナブル方針を策定され、SDGsやDXなど積極的に取り組まれている中、2021年にHANZOを導入しDXの取り組みを加速させている。
その中心で、DXを通して店舗の生産性向上に取り組むマーケティング部の三好課長、店舗で実際にHANZOを活用するミライザカ池袋西口ロマンス通り店森下店長にお話を伺った。

積極的にDXを導入し、店舗の生産性を向上

ワタミグループにおけるDX推進について教えてください

店舗DXの取り組みは2017年頃から、予約管理台帳システムを導入したのを皮切りに、同年キャッシュレス決済の導入、翌年にTTOを導入しています。その後2020年に、特急レーンと配膳ロボットや、モバイルオーダーのシステム、顧客アンケートや割引券のペーパーレス(電子)化など、店舗の生産性を高める活動を続けてきました。
そんな中、各店長の暗黙知で行われてきた、売上の予測や発注業務なども標準化・自動化できないかと考えていた中で、出会ったのがHANZOです。

人よりも高い精度で業務標準化や機会ロスを低減できることに期待

HANZOを導入する上で期待していた点を教えてください

HANZOはAIで最適な需要予測や発注内容を算出してくれるサービスですが、単なるAIによる業務代替えだったら社内推進は難しかったと思います。
HANZOは天候や、曜日別のトレンドなど店長が考慮できない部分の実績データや予測データを踏まえて最適な結果を出してくれるので、誰でもベテラン店長のような高い精度で売上予測や発注業務を遂行してくれます。その結果、売上損失の回避であったり、食材ロスの低減が期待でき、ワタミ事業の成長やワタミサスティナブル方針に沿った取り組みができると思い、導入を進めました。

アルバイトでも簡単に発注業務が可能に

実際店舗で導入してみてどうでしたか?

店舗側では発注業務の自動化はいつかやってほしいなとずっと思っていました。HANZO導入が決まったという報告を受け、ついにきたかといった印象でしたね。ただ今まで手動で行っていた発注業務が自動化されるって、いったいどんな風になるんだろうという不安と期待が最初は入り混じっていました。

実際導入を進めていた本部は大変だったと思うんですが、いざ活用してみるとこれまで店長がやっていた発注業務がアルバイトでもできるようになった。使いやすいUIのおかげで業務の標準化が進んだ点はすごくよかったなと感じています。

本部が主導でDXを進める上で大切なのはコミュニケーション

どの会社もそうだと思うんですが、こういったDX推進は本部が主導で進めることが大半ですが、実際活用するのは店舗であって、本部がシステムに触れる機会というのがどうしても少なくなってしまいます。結果として使いづらさとか起こっている問題などを即座に本部が検知できないという課題感はあります。ワタミでは新しい取り組みをする場合スモールスタートをするケースが多いですが、本部と店舗間での連携が重要だと考えているからです。まずは本部近辺の店舗で利用を始め、コミュニケーションを密に行うことを意識しています。
店舗の声はシステム導入においては重要な指標だと考えています。ただ、店舗数が多い場合は全店の声を拾うことは難しいので、エリアマネージャーへの教育・啓蒙に力を入れています。
また、スモールスタートで行うもう一つの背景として、数店舗に対し活用方法を教えきれないと多店舗展開は当然無理であるということもあります。まずは数店舗と密なコミュニケーションをとり、課題などを吸い上げながら改善し、型を作ることが大切で、型ができたらようやく全店展開などに踏み切れるのかなと思います。

全店への自動発注・人件費の導入へ

今後のHANZO活用方針を教えてください

現在、ミライザカ、三代目 鳥メロ、焼肉の和民でHANZO 自動発注・人件費を活用していますが、導入済み・テスト中の業態ではプロジェクトを推進し、型ができたタイミングで全店導入を進めたいと考えています。また未実施の業態についても随時テストを進めて行きたいと考えてます。
繰り返しにはなりますが、発注業務や需要予測などはベテラン店長なら一定高い精度で実行できますが、経験が浅い店長や、異動などで新しい職場に赴任した店長はすぐ最適な精度を算出することは難しいです。
ワタミサスティナブル方針の中で、誰でも無駄なロスなく、最適な発注や予測ができ、ロスを減らしていくとともに、お客様にベストなサービスを提供できる環境を整えて行きたいと考えています。

  • 会社名:ワタミ株式会社
  • URL:https://www.watami.co.jp/
  • 所在地:東京都大田区羽田1-1-3
  • 事業内容:国内外食事業、海外外食事業、宅食事業、農業、環境事業

情報収集がしたい方

基本機能や使い方、導入事例など
すぐにわかるHANZO活用3点セット資料を
一括でダウンロードいただけます。

サービス紹介資料をダウンロード