需要予測や納品情報からAIが飲食店の発注をアシストする新サービス開始

プレスリリース 2024.01.29
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株式会社Goals(本社:東京都港区、代表取締役:佐崎 傑)は、飲食店の業務効率化を支援するHANZOシリーズより、新たに日々の発注作業をAIがサポートする「HANZO 発注AIアシスト」の提供を2024年1月から開始します。

■サービス詳細

https://hanzo.goals.co.jp/assist

開発背景

飲食店では売上額・客数などの需要予測、現在店舗にある在庫量、発注から納品までのリードタイム(所要日数)や発注済み品目の納品スケジュールを加味した上で、必要な食材や備品などの数量を算出し発注します。
需要予測は発注担当者の経験や勘に頼る部分も多いため属人化しやすいほか、ミスが発生しやすい作業です。発注に際しては、仕入れ先ごとの納品スケジュールを考慮する必要がありますが、2024年4月から「働き方改革関連法」の適用が物流業界にも進むことで予想される「2024年問題」の影響で、納品の間隔や頻度の変動が見込まれ、発注スケジュールを変更するなどの対応が求められる可能性があります。
発注業務の標準化・効率化への対応が求められる一方で、新たなサービス導入による発注業務オペレーションの変更を全店舗一斉に適用することは、対応が難しい場合もあります。
今回、店舗のオペレーションを大きく変更せずに最適な発注数量の算出をアシストする新サービスの提供を開始しました。

「HANZO 発注AIアシスト」概要 ー現場の発注に明確な指針をー

今回提供を開始する新サービス「HANZO 発注AIアシスト」は、AIが行った需要予測から算出された予測消費量や納品スケジュールを食材や備品の品目ごとに表示します。発注担当者は店舗にある現在の在庫を確認して発注数量を入力するだけで、適正な量の発注が可能になり、在庫の適正化に繋がります。

■「HANZO 発注AIアシスト」の主な機能

予測消費量と納品予定を食材や備品の品目ごとに表示

AIが売上や来客数などの需要を予測し、次回発注した分の納品までの予測消費量と直近に納品される予定の数量を表示します。発注担当者はこれらの情報をもとに、現在の在庫から必要な発注数量を算出します。通常より大幅に発注数量が超えているなどミスの可能性が高い場合はアラートでお知らせします。

仕入れ先ごとの納品スケジュールを表示

次回の発注可能日が翌々日以降、納品まで2日以上かかるなど仕入れ先ごとの状況を把握できるほか、一部品目のみ納期が異なるなどのイレギュラーがある場合も一覧で確認可能です。

今後の目標

当社は「フードビジネスの利益率とスケーラビリティを最高水準に」をミッションに掲げ、現場オペレーションの改善からサプライチェーンの最適化を目指しています。食品産業の課題解決を目指し、まずは外食産業の業務改善を支援しています。

外食企業では人手不足や食材原価高騰の課題などの運営課題があるなか、バックヤード業務の効率化や適切なコストコントロールに活用いただくため、HANZOシリーズの機能強化・拡充を進めています。今後はHANZOシリーズの早期1万店舗導入を目指します。

ご参考:Goalsが提供しているHANZOシリーズのラインアップ

HANZOシリーズは飲食店のバックヤード業務をAIで自動化し、業務効率化・適正なコストコントロールに貢献するクラウドサービスです。

HANZO 自動発注

天候に左右される売上増減や、直近の注文傾向なども加味した売上予測を店舗ごとにAIが行った上で、適切な食材の発注量を算出し自動で発注システムに連携します。発注時間短縮のほか、発注ミスによる食材不足や過剰在庫を防止し、心理的負担や食材ロス軽減に貢献します。 

HANZO 人件費

AIが45日先までの売上予測をもとに、時間帯別の予想来客数や必要な人員数、労働時間目安を提案します。人員過不足がないシフトの作成に活用できる他、月次の売上計画も店長のスキルを問わない算出を可能にします。

この記事を書いた人

株式会社Goals

株式会社Goalsは、クラウドサービス『HANZO』にて飲食業の減価率を改善します。AIによる売上予測・自動発注・原価管理で飲食店のDXを推進します。

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